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耳にすると反射的に思考してしまう特別な記憶


溺れてしまうんじゃないか

っていうぐらいにたくさんの音楽が溢れていて、
日常生活に気が付いたらいる。
みたいな事が多くあって。

その音楽は、
誰かにとって特別だったりするのです。
そんなわけで今日は、


"耳にすると反射的に思考してしまう特別な記憶"


を感じてみよう。です。


ボレロ

ラヴェル


って、文字で見るとわからないと思うんですが、
聞けば一発でおそらく思い出すはず。

そう。あのいつ終わるのかわからない
ずーっと同じフレーズを繰り返している曲。


と、ある人にとっては

何かを決意して、自分を奮い立たせるために使っている曲。

と、ある人にとっては

自分を不思議な世界に迷い込ませるためのスイッチとして使う曲。

と、ある人にとっては

リラックスするためにソファーに腰掛けてコーヒーと一緒に聞く曲。



わたしにとって、は。

3回目のデートの時に、
告白される予感を持ちながら乗り込んだ観覧車で流れていた
告白しようにもなんだか難しいシュールな曲。

です(笑)


人それぞれ全く異なる印象を持っていて、
たぶん読んでる人にとってはボレロなんて思い入れはないかもしれない。


でも、
曲だけじゃないんです。


人の五感ってすごくて、
耳だけでなく、
かおりや肌感覚、目、味覚が
きっかけで思い出されてしまう記憶ってあります。
条件反射のように。

嫌なことも良いことも
似たような状況に出会すと思い出してしまうのです。

そして、その記憶ってその人のものでしかないんです。それが個性となってからだに留まってくれる。

でも今日は五感でやると迷子になるから、
耳だけにしましょう。


あなたにとって思い入れのある音楽ってなんですか
それは、どんな場所でかかってた音ですか
どんな感情を持って聞いていましたか
どんな経験をしましたか


おおきく吸って、
おおきく吐いて、


楽な姿勢で座って(あるいは仰向けになって)
静かにそのことに思考を向けてあげてください。


それが、じぶんの生きてきたあかしです。
過ごしてきた道です。
特別です。


今日は自分自身を思い出すことで、
自分の生きてきた道をアップデート。


新しい発見はありましたか?
また素敵な記憶と音楽が結ばれるのを楽しみにしていきましょ。


om.